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IT Infrastructure
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Careers現場オペレーション Project Manager制です。通常Manager(課長)レベルが中心となってPMを担当し仕事を切り盛りします。いけると判断できれば若い社員に積極的にPMを取ってもらいます。PMには大きな権限が与えられ、長期的な顧客との関係が最大使命となります。多少予算の足が出ても、PMの即時判断が優先です。とやかくボスが言うこともあるかもしれませんが、それは事後のことです。PMは、自分も含めて実際に作業するスタッフの仕事を段取りし、観察し、各プロジェクト毎にその貢献度をメジャーします。これは、人事考課の重要なリソースとなります。 当社の業務フローを支えているのが、ExJob という2003年に社内開発したシステムです。バグが多いのが玉に瑕ですが、見積りから請求書までの一連の業務を、本システムが当社品質マニュアルに沿った方法で維持・サポートします。本システムを飛ばした業務は進められないようになっており、また本システムに沿って仕事を進めさえすれば、新入社員でも既に当社のQuality Management System (backed by ISO9001) に準拠している、ということになります。当社のちょっとした自慢のひとつです。 セキュリティーに関しては厳しい会社です。仕事柄自らを厳しくせねばならないので、メールやその他Internet関連のアクティビティーは全てログされ、社内イントラネットでは即時報告の重要性をしつこく言われます。2003年にISO9001の取得後、ISO27001英国情報セキュリティー規格を取得し、その後各種の改善を継続しています。 社員の一日 当社の朝は早い。取締役はもちろん、課長も全員8時前には出社しているようです。お客様からの電話も少なく、至って静謐なオフィス。9時までに全員が出社する頃、障害の電話がぼつぼつ入り始めます。お客様対応は最優先。リモート・サポートが無理な場合は、なんの躊躇無く、お客様のオフィスへ走ります。無理をしてでも高価な家賃のLondon Cityにオフィスを構えている理由です。プロジェクトやサポートの合間には宿題、主に新技術・新商品やサービスの分析・開発ですが、これらを決められた期限までに力強く進めます。毎週月曜8時の朝会では、宿題の結果を厳しく問われます。 各員は定時に帰宅しますが、仕事のできる人、特に部課長達には仕事がどんどん与えられてんこ盛り。残業してでも処理を進めます。12時間以上の仕事は人生の意味が無い、というのが当社文化のひとつです。遅くとも夜8時には帰路。正直にいうと、もっと遅くまで仕事している部課長が残りますが、あくまでも理想は8時帰宅です。 それと、週末作業は当社の血液です。これなくしては生きていけません。誰も好んで週末に働きたくはありませんが、お客様の都合で動くのが我々の使命です。 海外出張も頻繁にあります。1時間の余裕も無い出張もままありますが、たまに時間がとれたときに、パリやマドリッド等で、同僚や気の会ったお客様との食事は大きな楽しみです しなやかなこころ
31st October 2005 あれは数年前。Exlayer に入ってまだ日も浅い私に、初めての購買の仕事。「このケーブル1本と、このモデム5台を購入してね。」 数少ない女性社員(当時オフィスには私1人だった)に、上司はいつでも皆とても優しく(それは今も全く変わりません)、気持ちよ―くやる気にさせてくれる。よっしゃっ! 注文する製品に間違いがないように、何度も何度も、商品名を確認、商品番号を確認、数量を確認、価格を確認。メールで発注してから、そのメールが届いたかどうか電話で確認。まるで幼い頃のクリスマスの朝のように、わくわくドキドキして待つ私の手元に翌日届いたものは、プリンター1台と小さなテープ5本だった。 きっと他の人がプリンターとテープを発注したに違いない。きっとそうよ。でも数量が同じっていうのは単なる偶然かしら・・・?うーぅ。皆のキーボードをたたく音がカタカタ聞こえる、静かなオフィスのど真ん中。穴が開く程プリンターを睨みながら、立ちつくす私の唸り声に気付き上司が一言。「何?違うもの届いたの?ああ、そういうことね、よくあるから。」 えええええ?こんなに全く違うものが届いてしまうということが、『よくあること』?『よくあること』でいいんですか?「こんなものが届いちゃったんだけど・・」当時、今以上にウブ(=無知)だった私は、かなり遠慮がちに業者に電話してみると、「あらそう、ふーん。それじゃ正しいものを手配するけど、いつになるかは分からないわね。調べて後で電話するわ。」と余裕の態度。「それじゃぁ宜しくお願いしますぅ。」と私。ったく、どっちが客だか分からない。そして納期の連絡はいつまで待っても来なかった。 私は心の中で叫んだ。日本だったらこんなことありえないっ!間違った物が届くこと自体少ないけれど、もしそんな間違いがあったら、業者は平謝りが『常識』だろう。正しい商品を直ちに手配することは『常識』で、電話に向かって下げた頭を机にぶつけてるかもしれないし、もしかしたらお食事券なんかもプレゼントしてくれるかもしれない。 でも待てよ・・ここは日本じゃなかったんだった。ここは日本から遠―く離れた国。夏は22時くらいまで明るく、冬では15時過ぎに暗くなってしまう国。白身魚のフライには、塩とお酢をかけて、フライド・ポテトと食べる国。パブや路上で、何時間でも立ち飲みしながら話し込む国。いつもどんより暗く、よく雨が降るけど、土砂降りにでもならない限り、傘を差ささないのが当たり前の国。「運転手の数が足りないため」という理由で、頻繁に電車が来なかったり、大幅に遅れる国。電気も水もガスも止まって家の中でキャンプしなくちゃならいのに、金曜の夜に修理屋から、「月曜日行けたら行くから」と言われちゃう国。レンタカー1台予約したら、中型トラックが手配されてたこともあったけど、あれもきっと『よくあること』だったんだ・・ 自分が培ってきた『常識』が音をたてて崩れてゆくのを、否応なしに聞かなければならないのが異国であり、他人の『常識』と、どうにか折り合いをつけなければならないのが、異国で生活する醍醐味なのかもしれない・・・・・なーんて、キレイ事は言ってみるものの、実際これほど忍耐力が鍛えられることはなく、ましてや仕事となると、驚き→苛立ち→怒り→呆れの繰り返し。けれど日本のサービスを期待するお客様のため、呪いで怪物に変えられたメデューサのごとく、時には髪を振り乱し、時にはその髪1本1本の蛇のごとくネチネチくしつこく、業者(たまーに同僚)のお尻を叩き続けなければならない。うっ、うっ、本当は私だって常に天使でいたいのに。 見えないものと戦いに疲れ、同じ場所を回り続けてるような、行き場のない思いに悩んでいた若かりしあの頃。なんでこんなところにいるんだろ?何度そう自問自答したことか。―― でも。悩んでたってなーんにも始まらない。得てして時間はかかり、体力精神力を駆使することにはなるけれど、ぐるぐる回りよろけながらでも歩き続ければ、きっと目指す場所にたどり着ける。これは異国での生活だけでなく、人間関係にも言えることかもしれない。相手が何を『常識』とするかを、そして自分が『常識』だと思うことの正当性をもう一度考えた時、今まで見えなかったものが、ちらっと見えてくることがあるってことを、滞在数年にしてやっと学んだ。 明日届けられた箱の中に何が入ってたって、私はもう驚かない。爬虫類系だったら目の前にいる人に投げつけるかもしれないけど(あ、社長だっ)。お米がなくたって、白身魚のフライはおいし〜く食べられるし(fishには何よりchipsでしょ)、相談事に整えられたテーブルなんて必要ない。冷たい北風に震えながら、数時間しか顔を見せない冬の太陽が、身体にしゅわーっと染み透る時の気持ち良さったら。傘を差さずに歩いて、雨の音を聴き、雨の冷たさを感じるのも、なかなか悪いもんじゃぁない。 |